投稿日:2019年03月24日
更新日:2021年05月01日
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帳簿のコラムを書いておりますが、そもそもどんな取引の場面でどんな帳簿が要るのかまとめてみましょう。
多くの企業さんの帳簿を見ていると、帳簿が重複していたり、昔ながらの「振替伝票」を使っていたりするケースもよくあります。
これを機会に、思い切って要らない帳簿処理をやめてみませんか。
現金管理・・・「現金出納帳」
預金管理・・・「預金出納帳」
小切手管理・・・「小切手帳」
手形管理・・・「手形管理帳」
経費管理・・・「経費精算書」
売上・入金管理・・・「売掛金管理表」
仕入・支払管理・・・「買掛金管理表」
ちょっと待って、そのお金は一時的に預かっているだけなので使ってはいけません。給与管理・・・「給与台帳」
「工事台帳」「在庫管理表」など
もちろん他にも、経理の方は「納品書」「請求書」「領収書」を発行したり、会社ごとに必要なその他の帳簿を作成したりすることもあります。
一方、「現金出納帳」を廃止し「経費精算書」だけで処理したり、「預金出納帳」をなくしてクラウド会計を利用したり、「納品書」「請求書」「売掛金管理表」を販売ソフトでまとめたりと、多くの会社は帳簿をカンタンにしていく傾向です。
未だに「売上伝票」「仕入伝票」「振替伝票」を使用している会社、「仕入台帳」に購入した商品を細かく手書きしている会社もあります。
現在のようにパソコンを利用していない頃からの流れを変えていない会社です。
見直しをすることで、事務作業が減ることは顕著ですので、是非経理の改善に取り組みましょう。
SMC税理士法人では、金融機関OBや税理士をはじめ経験豊富なプロが御社の円滑な 帳簿・決算書作成 をサポートいたします。お電話やお問い合わせフォームから相談可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
このコラムの著者 : 菱刈 満里子
大学卒業後、大手証券会社、文部科学省研究室秘書等を経験後SMC税理士法人に入社。 会計・税務業務に13年間携わった後、経営計画を中心とした未来経営に軸足を移す。 のべ150社以上の経営計画を作成、経営支援を行っている。