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帳簿づけ、起業したら最低これだけは!

帳簿づけ、起業したら最低これだけは!

投稿日:2019年01月13日

更新日:2022年07月20日

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この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

とにかく事業をしていると、いろんな書類が溢れてきます。
時間が経てば経つほど、やる気も時間もなくなってきます。
ですから、書類が少ない起業したときが帳簿をつけるチャンスです!

起業して数ヶ月経っている方、或いは数年経っている方は、思いついたときが改善するとき。
しかも、なるべく手間をかけないでシンプルにしていきましょう!

もし私が起業して、手伝ってくれる事務員さんもいなくて、毎日帳簿をつける時間がなくても、最低これだけはつけます。

  1. 立替経費精算書
  2. 売上・入金管理表
  3. 給与台帳
  4. 通帳に書き込む

たった4つの帳簿!出来そうな気がしませんか?

そして、会計事務所に記帳代行をお願いします。

パートさんを雇うより安くて正確ですし、何度も申し上げていますが、経営の判断材料の数字を見ることが出来るからです。
もちろん時間があれば自分で会計入力をしますが、事業主であれば、売上を作る、キャッシュを作ることに時間を使いたいですね。

立替経費精算書

これだけで、現金や個人のカードで支払った仕入や経費の帳簿が出来上がりです。
根拠となる請求書やカード明細は、この帳簿にホチキス止めしておきます。
立替えた経費は、事業に使用している銀行から個人口座へ振り込みます。

便利な帳簿で、毎日現金出納帳をつけなくてもなんとかなります!

立替経費精算書

経理の基本。帳簿の付け方

売上・入金管理表

事業をしていれば、これだけはきちんとつけましょう。
起業したばかりのときは、とにかく売上とキャッシュが重要です。
売上げても回収できなければ意味がありません。

請求漏れ、回収漏れをなくすためにも、売上・入金管理表は必ずつけて下さい。

給与台帳

お1人なら不要です。従業員が数人であれば100円ショップの給与明細書で十分です。
給与台帳は、年末調整、労働保険料算定、社会保険料算定と、さまざまな場面で必要になります。
支払は現金でなく、銀行振込にしましょう。

飲食費は全額経費にできる!?損金算入ルールを基本から徹底解説

通帳に書き込む

通帳に記載されている数字は正確です。
入金にも出金にも意味があります。
その意味を通帳に書き込んでしまいましょう。

もうお分かりですね?ズボラな事業主は、取引の全てを通帳に残しておけばいいのです。
入金された金額の根拠は「売上・入金管理表」で、出金された金額の根拠は「立替経費精算書」や「給与台帳」で分かります。
その他引落しされる経費は、請求書を残しておけば済みますし、総合振込があれば、総合振込明細書があります。

気をつけていただきたいのは、上記の取引の他に、銀行口座から引き出したり入金したりしたときです。
事業主の生活費や口座の資金移動、現金で集金した売上など、入出金は必ず発生するものです。
これも通帳に書き込んでおいてください。

銀行口座を大いに利用して、シンプルにカンタンに帳簿をつけましょう!

SMC税理士法人では、金融機関OBや税理士をはじめ経験豊富なプロが御社の円滑な 帳簿・決算書作成 をサポートいたします。お電話やお問い合わせフォームから相談可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

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このコラムの著者 : 菱刈 満里子

大学卒業後、大手証券会社、文部科学省研究室秘書等を経験後SMC税理士法人に入社。 会計・税務業務に13年間携わった後、経営計画を中心とした未来経営に軸足を移す。 のべ150社以上の経営計画を作成、経営支援を行っている。

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